マッサージオイル
植物由来のオイルを、適宜手にとり疲れを感じている部分にやさしく塗布する。

マッサージオイルとして用いるには、初めてでも使いやすい、
ホホバ油、アプリコット油、スイートアーモンド油などがあります。
そこに、お気に入りの精油をブレンドしてみては如何でしょうか。
植物油のエモリエント効果をはじめ、そのものの持つ固有の
効果を期待できますが、精油ほど特化した作用ではありません。
また、植物油は、精油を希釈して作用を穏やかにしたり、
揮発するのを防いだりするためにもとても大切です。
皮膚を通して、精油の有効成分が体内に取り込まれ、
目的にかなった働きを期待することができます。

お気に入りの香りなら、
精神的にもリラックス・リフレッシュできるのではないでしょうか

アロマオイルとして良く用いられる植物油 ⇒こちら
 ・ホホバ油
 ・アプリコット油
 ・スイートアーモンド油 他

特性を生かした植物油 ⇒こちら
 ・椿油
 ・アルガン油
 ・ローズヒップ油 他

***ブレンドオイルの作り方***
準備するもの
@植物油   20ml
A精油    4〜12滴
Bビーカーやガラスの小瓶等
C竹串、保存容器(遮光性のガラスの小瓶が適しています)
    **精油の敵数に開きがあるのは、
フェイシャル用はー2%濃度、ボディ用はー3%濃度
また、更に敏感な肌の人にはー1%濃度と調節したいからです。
(下の表を目安にしてください)

作成手順
@ビーカーもしくは、ガラスの小瓶に植物油を20ml入れておきます。
Aお気に入りの精油を2〜3選び、必要量を加えます。
 ・精油容器の蓋を開けると、そこにドリッパーが付いています
  ゆっくり傾けるだけで1滴づつ落とします。決して、強く振ったり
  してはいけません。
 ・ドリッパーの1滴は、およそ0.05mlに相当します。
B加えたら、竹串等でよく混ぜれば出来上がりです。
参考に
敏感肌の方に1%濃度精油総量  4滴(0.2ml)
フェイシャル用2%濃度精油総量  8滴(0.4ml)
手・足・ボディ用3%濃度精油総量  12滴(0.6ml)

T フェイシャルトリートメントオイル
<収斂作用を目的としたブレンドオイル(2%濃度で)>

・ホホバオイル   30ml
フランキンセンス 6滴
ベンゾイン    1滴
ローズ      5滴

フランキンセンスの免疫刺激作用やローズの皮膚組織再生作用を期待し、直接的な
美肌を目的としてみました。
加えて、ベンゾインやフランキンセンスの精神面への働きかけも期待し
心身両側面からのアプローチを狙って作りました。

肌になじみやすく、期待した通りの好感の持てる香りで、長く続けられそうです。

U ボディ用ブレンドオイル
<疲労感の軽減を目的としたブレンドオイル(2.5%濃度で)>

・スイートアーモンドオイル     50ml
ラベンダー・アングスティフォリア 12滴
ゼラニウム・エジプト        6滴
グレープフルーツ          7滴

ゼラニウムには、ケトン類が含まれていますが、用量を守れば禁忌は有りません。
今回も、用量内で使用しています。
グレープフルーツは、光感作のあるフロクマリン類を含みますので、塗布した肌を、
4〜5時間、直射日光に当てないようにしましょう。
ラベンダー用量を多めにしましたので、爽やかな香りに癒されています。

保存する場合は、遮光性のガラス瓶に入れ密閉します。
冷暗所に保管し、1か月以内に使いきりましょう。
**プラスチック容器は、溶けてしまったり変質する可能性が有ります**

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